オオシオカラトンボ(大塩辛蜻蛉)
オオシオカラトンボ (大塩辛蜻蛉) どんなむし?
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成熟(せいじゅく)すると、塩(しお)がふくように白い粉(こな)でおおわれることから、シオカラトンボと言われます。オオシオカラトンボは、大きなシオカラトンボで、シオカラトンボよりも色が濃(こ)くて、翅(はね)が体にくっつくところが黒いのが特徴(とくちょう)です。メスはまったくちがう黄色です。同じトンボとは思えませんね。ふしぎですね。ちなみに左の写真(しゃしん)が「オオ」ではない「シオカラトンボ」のオスですので、翅(はね)のつけ根(ね)の色を見比(みくら)べてみてください。[Fujisaki.A][全長49~61mm]
成熟(せいじゅく)すると、塩(しお)がふくように白い粉(こな)でおおわれることから、シオカラトンボと言われます。オオシオカラトンボは、大きなシオカラトンボで、シオカラトンボよりも色が濃(こ)くて、翅(はね)が体にくっつくところが黒いのが特徴(とくちょう)です。メスはまったくちがう黄色です。同じトンボとは思えませんね。ふしぎですね。ちなみに左の写真(しゃしん)が「オオ」ではない「シオカラトンボ」のオスですので、翅(はね)のつけ根(ね)の色を見比(みくら)べてみてください。[Fujisaki.A][全長49~61mm]
みつけてみよう・あそんでみよう
オオシオカラトンボも、シオカラトンボと同じく、よく同じ場所(ばしょ)に戻(もど)ってきてじっと翅(はね)を休めてとまっていますので、そーっと近寄(ちかよ)ってみるとよく観察(かんさつ)できますよ。
シオカラトンボなどのトンボは、オスが粉を吹いたような青白い部分がありますが、この部分は紫外線(しがいせん)を強くはねかえすといわれています。オス同士は縄張り争(あらそ)いで日向(ひなた)にでることがおおく、紫外線から身をまもっている可能性(かのうせい)があります(浅間, 2019)。きれいな姿には、身を守る仕組(しく)みがそなわっているのですね。[Fujisaki.A]撮影場所(園庭すべり台横、メスは温室屋根)撮影日(2015.0703, 2016.07.01)